世界征服のための

コラム集―①


「宇宙一のCEO 

  フリーザ様に学ぶ

     世界征服の方法」

  

家訓づくりプログラムで世界征服をたくらむ家訓ニスト幡谷です。

日曜の朝らしく、爽やかに、世界征服のことを考察します。

 

全人未踏の世界征服のためには、先人に学ぶのが一番。今日は、宇宙一のCEOとも噂されるドラゴンボールでお馴染みの「フリーザ様」に征服の秘訣を学んでいきたいと思います。

 

面積(領土)でいう世界征服に一番近づいたのは、モンゴル帝国でしょうか?

武力による平定がクローズアップされますが、実はその内政は穏やかなもので

倒した後、基本モンゴル兵は引き上げ、征服した国には、納税の義務だけをかし、宗教の自由も、商売の自由も与えており、巨大帝国の統治には、現代に通じる合理的な側面もあったようです。

 

ただ、家訓のために武力で平定する?のは現実的でなく、ここでいう世界征服は領土の獲得ではないことをフリーザ様に報告します。

 

ここで、フリーザ様をはじめ、多くのテレビ、アニメで登場してきた悪の組織について、いくつかの例をあげ、研究してみます。

 

正義の味方の特徴
1 自分自身の具体的な目標をもたない
2 相手の夢を阻止するのが生きがい
3 単独~小人数で行動
4 常になにかが起こってから行動
5 受け身の姿勢
6 いつも怒っている

■悪の組織の特徴
1 大きな夢、野望を抱いている
2 目標達成のため、研究開発を怠らない
3 日々努力を重ね、夢に向かって手を尽している
4 失敗してもへこたれない
5 組織で行動する
6 よく笑う


ん~悪、いいね^^

 

ここで「家訓づくりプログラム」による世界征服の進捗状況について、上記のチャートにプロットして考えてみます

 

1 大きな夢、野望を抱いている

  ⇒抱いています!とりあえずノーベル賞はもらうつもりです。
2 目標達成のため、研究開発を怠らない

  ⇒日々、プログラムのブラッシュアップに研鑽しております。
3 日々努力を重ね、夢に向かって手を尽している

  ⇒あらゆる手段を使い、プログラムを売り込んでいます^^
4 失敗してもへこたれない

  ⇒日本JCの中の立ち回りが難しい・・・実は、ちょっとへこんでいます(T_T)
5 組織で行動する

  ⇒そうです!でもここが一番薄いかも(><)

6 よく笑う

  ⇒よく笑います^^

 

お~ フリーザ様のおかげで、自分の弱いとこが、ひと目で、わかった!

 

あまり種あかしはしたくないですが、ぼくの世界征服の定義は、「定規」の変換です。

現代の戦争は、鉄砲や爆弾のような、物理的なものはある種の側面だけとなっており本質は、定規(価値観)の押し付け合いなのではないでしょうか?

 

そしてそこに万民を納得させる普遍的な価値観があれば、戦争に勝てる勝算はあります。

実際、1999年 香港の中国への変換の際、資本主義の雄「香港」の中国化という議論が盛んされましたが、フタをあけると、中国の香港化が一夜にして成し遂げられました。やはりそこに13億の民を納得させる普遍的な価値観があったのでしょう

 

家訓づくりプログラムの提示する価値観は、親と子。そしてそれを伝えるシンプルなものです。そして、それはあらゆる宗教、人種を問わず普遍的なものであると考えます

 

科学技術がすすみ、高度情報化社会がすすみ、それでいてぼくらの日常に幸せが満ち溢れていないのは何故でしょう?

それは、価値観を見失ったひとが多すぎるから、そこに人間がいないのが結論です。

 

資本主義の世の中、とくに高度情報化社会のなかで、人間が迷子になっていませんか?

なんてことない今いる半径60cm、手が届く範囲までが、あなたの世界そのものです。

 

自分を見つめること、自分に興味をもつこと、できる範囲でできることをすること。

 

家訓づくりプログラムは、人間を回復する装置。

人間に人間を取り戻す。それが一秒でも早く、世界を征服をしなくてはいけない使命です。

 

良い子のみんな、みんなを幸福のどん底へ招待してやるぜ~!

 

宇宙一のCEO 礼儀にもうるさいフリーザ様風にいうと

「ふぉふぉっふぉ この幡谷様が、愚かなあなたたちのために、征服してさしあげますわ~」

 

 

さいごに、悪の組織のフローチャートの最後の段落より

 

6 よく笑う

 ⇒フリーザ様も、幡谷様も、家訓づくりプログラムの受講者もよく笑いますね^^

 

今日も、笑顔でいきましょう!

 

 


世界征服のための

コラム集―②

 

「家訓ニストの

             ゴレンジャー理論 」

 

家訓づくりプログラムでは、家庭の中のお父さんの役割、お母さんの役割を紹介しています。個人としての権利と義務の問題では、女性と男性に差別はあってはいけません。しかし、家庭という劇場の中では、「立場」を演じわけるほうが、みんなが幸せになるのではないでしょうか? 

 

今回も、家訓の枠から脱線し、組織(チーム)の中で、個人個人が演じる役目について、【ゴレンジャー】を例に考察してみたいと思います。

 

ゴレンジャーは、1975年~77年にかけ放映され、戦隊もののと言われる一連のシリーズの元祖にあたる作品です。国連が設立した国際秘密防衛機構“イーグル”の日本ブロック関東支部に属する特別部隊である。総司令官である江戸川権八の指揮の下、地球の平和を守るために悪の組織“黒十字軍”と戦う。

手始めに日本ブロックを狙った黒十字軍の襲撃で壊滅した、各地支部の生き残り隊員が集められ、レンジャー訓練を施されて黒十字軍と戦うための特殊部隊に編成された・・・

 

ふ~ん設定もしっかりしてたんだ・・・

 

という幡谷の感想が、今回の主旨でなく、40年にわたり子ども達に愛されるヒーローにみるあるべき組織の姿というのが、テーマとなります。

 

家族の中での「役割」があるように、組織の中にも、「役割」が存在します。

ここでは、ゴレンジャーを、世界平和というミッション達成のため、毎週現れる怪人との対決をするプロジェクトチームと定義します。

 

では、ゴレンジャー・プロジェクトチームの役割について、紹介します。

 

赤レンジャー:リーダー

青レンジャー:わがままだけど、大活躍するスター

黄レンジャー:カレー大好き チームの盛り上げ役

桃レンジャー:紅一点 チームのアイドル

緑レンジャー:いるのかいないのか 謎のレンジャー

 

 

あなたの周りに、似たチームはありませんか^^

組織でいうと、前にでたがり君(青レンジャー)だけのチームは、案外結果を残せていないことはないでしょうか? また、仕切る人(リーダー)ばかりで、結局結論がでないっという事もよくあります。

 

5人そろって、ゴレンジャー。

それぞれの色が、輝いてチームは力を発揮するのです!

 

赤や青だけでくなく、盛り上げ役(黄色)、アイドル(桃)、そして見逃せない役割は、【緑レンジャー】の存在です

番組中でも、緑レンジャーの活躍の場面はなく、ただいつもいる・・・?そんな異色のヒーローだった気がします。ゴレンジャーごっこをしても、いるもようないないような友達が、緑レンジャー役だったような記憶があります^^;

 

謎のヒーロー【緑レンジャー】。

でも、緑がいないと成立しない宿命の中、ゴレンジャーをゴレンジャーとして知らしめていることをあなたはお気づきでしょうか?

組織のなか、そしてあなたの周りに緑レンジャーはいますか?

 

いるかいないのか? 

無私のひとを演じることは、他の4人のレンジャーよりも高いスキルが必要とされます。さぼっていたら、怒られて。また、やったやったとアピールしては、褒められて、いずれも当てはまらない、無私の英雄が【緑レンジャー】の定義となります。

 

わたしが、組織のなかで、緑レンジャーの必要性に気づいたのは、前の職場での大先輩、Kさんのおかげです。Kさんは、とにかく、いるかいないか分からない・・・会議であっても、起きているか、寝ているか、それさえも分からない^^;

 

ある日のこと、朝からの会議に、空気も重くなり、いい意見もでない感じになったとき、Kさんは、目を見開き、その日、初めての発言をされました

「課長、就業時刻を過ぎています!」

 

一同、ガクッとしましたが、でも当然の意見。時間を守るというのは最低限のルールなんですよね。遅刻を怒る人は、時間が超過することに対しても怒らないと筋が通りません

しかし、日本人である以上、組織の中で、場の空気、雰囲気を必要以上に読んでしまうもの。ここで孤高でいられる存在感、スナフキンでいれる人材こそが、緑レンジャーなのです。

 

まもなく、Kさんは社内異動で別の部署となり、チームも緑レンジャーがいない軋みを味わうことになります。会議の例を問わず、例えば、緑レンジャーが電話の応対を誰よりも引き受け、的確に処理してきた事実、あるいは、オレがオレがの営業マンの群れで、ひとしれずサポートに徹してきた事実、そしてひとしれず、会社の鉢植えに水をあげてきた事実・・・

 

 

組織人として、子どものように演じることなく、チームの中にいれることが理想です。

しかし、大人になった我々は、チームの中で足りない「色」をみつけ演じる必要性に気づかなければなりません。

 

その時、参考になるのが、赤、青、黄、桃、そして緑。いまあなたがいるチーム。何色が足りないか見極めて、自分が何レンジャーになるべきなのかを見極めてください。

 

尊敬するKさんにささげる短歌を披露します

 

【怒られず さりとて誰にも ほめられず 緑レンジャーに ぼくはなりたい】

 

 

あなたの周りに緑レンジャーはいますか?

社会の隅を照らす人材にあなた自身がなってください

 

まちにおける緑レンジャーは、駄菓子やのおばちゃん。家庭の中の緑レンジャーは、おばあちゃん。ゴレンジャーをプロットに、社会にたりない色も、なんとなく見えてきました^^

 

最後に、ゴレンジャー理論で大切なこと。チームにとって一番の要素は、「敵」がいることです。毎週現れる敵の存在が、チームを結束させます。

チームが一丸となれる敵がいますか?それは、にくい上司でも、売上でも、なんでもいいのです。事実、日本の古き良き時代といわれる昭和において、家族や、社会が一丸となって、「貧乏」、あるいは泉ピン子という名の世間という敵と闘って来ました。

 

あなたは何色?そして、あなたの敵は?

 

「家族」は、社会の中で一番小さい「組織」です。ゴレンジャーに色があるように、家族という組織のなかで、「らしさ」を演じていただくことをお願いします。  

     

 

 


 

世界征服のための

コラム集―③

  

 

 最も残酷な拷問について

 考えてみよう! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界征服に欠かせないものってなんでしょう?

 

悪の組織に、ある種のカリスマ。武力や、知力。そして反抗させないための「恐怖」が必要であると家訓ニストは考えます

 

阪神ファンである家訓二ストにとっての、「恐怖」とは阪神が負けること

 

よくよく考えると生まれて40年、日本一はたったの1回。多感な中学~高校~大学の10年間にいたっては、最下位が9回という暗黒時代を経験してしまいました。

しかしこれは、「阪神が負ける」という恐怖に支配された幸せな時間だったとも表現できます。

 

幸せになりたい・・・と考えるけど、幸せって、なんなんでしょう!?

 

勝利から幸せを得るのならば、だまって巨人ファンになればいい。しかし私は阪神ファン。それだけはできない選択です。負ければ負けるほど、阪神に惹かれてしまう・・・これが、「恐怖」による支配の愛なのです(><)

 

昨シーズン、阪神タイガースが誇る「代打の神様」桧山選手が引退しました。代打という職業は、チャンスのときに起用されるもの。そして勝敗を喫するときに、桧山選手は必ず登場し、あっけない凡退で試合がおわります(*_*)

・・・にもかかわらず「代打桧山」のコールの度に、阪神ファンは心踊り、「今度こそはっ」と、神を信じてしまうのです。試合の勝ち負けとも違う次元の「信じるか」「信じないか?」の拷問って、実は幸せなことではないでしょうか?

 

今回の家訓二ストの世界征服コラムは、「代打桧山」引退記念。題して「拷問から考える幸せの形」です^^

 

拷問と聞いて、まっさきに思い浮かぶのは、爪をはいだり、重石をおいたり、肉体的な痛みを伴うことを連想します。

 

しかし、もっとも残酷な拷問は、体でなく心を砕く類のものです。

たとえば、こんな拷問があるそうです。

 

①穴をほる

②穴をうめもどす

以上です。

 

えっそれだけ?と思いがちですが、1週間かけて大きな穴をほらせ、そして埋め戻す。この作業を繰り返しさせると、どんな屈強な人物も半年もせず、廃人になっていくそうです。行動に意味を見いだせない行為について、人間は耐えられない生き物なのです。

 

これは、人生においても一緒です。

あなたは、なんのために生きていますか?

 

目的が持てないとき、ひとは苦しむ生き物です。

ぼくは何で阪神を応援しているのか? そして桧山を信じてしまうのか!?

・・・「代打桧山」へのゆがんだ愛情を、別の拷問からさらに研究してみます

 

WEBで検索した結果、こんな拷問にヒットしました。

↓↓↓

2011年1月7日号(人と組織の悩みが嘘のように晴れるコラム)        

          発行者:株式会社フェイス総研

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◆ 史上最悪の精神的拷問 ◆

「心のなかの幸福のバケツ」トム・ラス、ドナルド・O・クリフトン(日本経

済新聞出版社)という名著がある。

⇒ http://www.faith-h.net/contact/rd.asp?aid=book0107

ポジティブなストロークを与え合うことにより、人々のモチベーションがあがり、職場の生産性が改善する、というポジティブ心理学に関する名著だ。

そのプロローグにおいて紹介されているのが、研究のきっかけとなったエピソードであり、同時に本コラムの表題でもある「史上最悪の精神的拷問」である。

陸軍の主任心理学者であるウィリアム・E・メイヤー大佐は朝鮮戦争後、北朝鮮の捕虜となったアメリカ兵1,000名を調査した。すると驚くべき事実が判明した。なんと、北朝鮮の収容所では死亡率38%にも達する恐ろしい病気が蔓延していたというのだ。

捕虜の死亡率としてはアメリカ陸軍史上最も高い。しかも、その病気とは「マラズマス」(あきらめ病)と呼ばれる精神的なものだった。「抵抗するのをやめ、なすがままになること」。それにより医学的にどこも悪くなくても捕虜が次々と死んでいった、というのだ。同収容所では、当時よく見かけられた「爪の下に竹串を刺す」などの肉体的虐待は一切なかった。また居住スペースも確保され、水と食料も十分に与えられた。有刺鉄線で囲まれていたわけでもない。武器を持った兵士に見張られていたわけでもない。しかし、捕虜たちは次々に「マラズマス」(あきらめ病)にかかり、捕虜同士でののしり合い、反発し合いながら死んでいったというのだ。


では、彼らはどのような仕打ちを受けていたのだろうか?それはメイヤー博士によれば「最終兵器」と呼ばれる次のような仕打ちであったという。

 

●密告させる

●自己批判させる

●上官や祖国に対する忠誠心を打ち砕く

●心の支えになるものをことごとく奪う

 

これらは、捕虜たちの「人間関係から得られる心の支えを奪う」のが目的であったという。具体的には次のような行動が取られた。

●密告させる

北朝鮮側はタバコなどの見返りを与えて密告を奨励した。だが、密告により告発された者も、告発した者もどちらも罰しない。彼らの目的は別にあるからだ。それは捕虜同士の信頼関係をぶちこわし、互いに疑心暗鬼にさせることである。それこそが、罰を与えるよりもはるかに彼らを傷つけることを北朝鮮側は知っていたのである。

●自己批判させる

北朝鮮側は捕虜を10~12人のグループに分けて一人ずつ「自分がいかに悪いことをしたのか。どんなに正しいことをできなかったのか」を告白させた。これは「集団心理療法を悪用」したものだとメイヤー博士はいう。このグループワークにより、彼らの自尊心や相手へ対する尊敬の心、信頼関係をずたずたに壊していったのだ。

●上官や祖国に対する忠誠心を打ち砕く

特に上官への忠誠心をジワジワと、だが執拗に攻撃した。その結果、次のようなことが頻繁に起きたという。ある大佐の一人が田んぼの水は危険だから飲まないように部下に注意したところ、一人がこう言い返した。「あんたは、もう大佐でもなんでもない。オレと同じただの捕虜だ。オレに構わないでくれ」。その部下は数日後、田んぼの水を飲み赤痢にかかって死んだという。

●心の支えになるものをことごとく奪う

たとえば家族からの激励の手紙は見せない。逆に、親や兄弟が死んだ、とか、夫をあきらめて妻が再婚した、とか、請求した代金が支払われていない、という督促状などという悪い内容の手紙はすぐに手渡した。

これらの仕打ちを受けるうちに、捕虜たちは徐々に生きる目的を失っていった。自分自身も愛する者も信じられない。ましてや神や祖国も信じられない。北朝鮮側はアメリカ人捕虜を「想像を絶する孤立状態」に陥れたのだ、とメイヤー博士はいう

 

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史上一番、残酷といわれる拷問ですが、こんな「組織」ってある気がします(><)

支えになる仲間を信じられなくなることが、一番の拷問なんですね・・・

 

そして、これを家族に置き換えてみてください 、あなたは家族の支えになっていますか?

そして、困ったときに、家族はあなたに相談するでしょうか?

 

子どもが、とちった時、

「だから、あの時いったじゃない!」っと過去にさかのぼるケース。

また、

「どうせまたやると思ったんだ!そもそもおまえは・・・」っと蒸し返し&炎上ケース^^;

 

ぼくも、子ども時代をさかのぼれば、言ってもどうせ怒られるから報告もしない・・・そんな癖がついてしまっていたことを思い出します。

 

支えになる家族を信じられない・・・ それは、捕虜収容所と等しく「拷問」のなかで暮らしていることに他なりません。 

 

家訓は、家族のなかで唱和をすることで、心の軸は、家族の軸となり、ゆるぎない存在感は、お互いを信頼し支えあう。そんな素敵な効果をもたらします


家庭のなかが、監獄になっていませんか?

家族の団らんの時間に、おのおのが、スマホをいじっていませんか?

 

拷問は、痛みや、勝ち負けでなく、家族や仲間、そして国家を信じ、愛せるか?そんな自分自身との戦いなのです

 

家族を信じてください。そして愛してください。

そしてたとえ、失敗したとしても、「代打桧山」を信じ切ることが、あなたの人生を豊かにするのです!

 

タイガースファンに、信じることの大切さ?を届けてくれた桧山選手。

今シーズンの最終戦となったクライマックスシリーズの最終戦、9回裏2アウトの打席で、ホームランを放ち、現役最後の打席を締めくくりました。「代打桧山」のコールに信じるものは救われる・・・ ですが、結局、試合は負け((+_+)) 

 

神様は引退しても人生はつづきます。

拷問は、タイガースだけで十分です。あなたの人生に、家訓作りで安らぎを!

 

 



 

世界征服のための

コラム集―④

  

 「ごじゃっぺ」が世界を救う 

 

 

【ごじゃっぺ】

意味:茨城を代表する美しい言葉。意味としては、バカ、間抜けなどの否定的な意味を含みつつも、愛嬌のある表現として、茨城人に愛されています。
例)「あんまりごじゃっぺなごとぬかしてんじゃねえよ!」⇒あんまりいい加減なこと言うんじゃない
例)「あすこのわけしは、ごじゃっぺだちけ」⇒あそこの息子は、だらしない
 
 
突然ですが、「ごじゃっぺが世界を救う」と宣言させていただきます!
 
東京はまぶしい街です。
しかし、まちづくりにおいて、東京化を図ることに、もはや光明などなく、上を見上げるだけでなく、地元に残る宝に灯をあてる視点が必要なのではないでしょうか?
 
茨城には、新幹線も、スカイツリーもないが、空と田んぼがある^^
そして茨城は、魅力度47位を牽引する茨城弁と、その魅力をたっぷり詰めた素敵な言葉「ごじゃっぺ」があるのです^^
 
司馬遼太郎は、龍馬は土佐の風土がなくては生まれず、また西郷隆盛は、薩摩の風土がなければ育たなかったっと著作の中で記しています。茨城をつつむ風土と、「ごじぇっぺ」という価値観こそ、郷土を表す「宝」なのです!
 
ごじゃっぺの反対? 近代合理主義といわれる思考方法は、問題を整理し分析し、対策を講じることで社会を発展させてきました。
反対に、いばらきでは、中世よりつづく、土着の「ごじゃっぺ」主義が幅をきかせ、
 
「しゃーめー」(意:しょうがない)
「いがっぺ」 (意:まあそれでいいでしょう)
「かまめっ」 (意:大丈夫っ)
 
っと、日常のやりとりを上記の3つのワードを組み合わせることで片づけた歴史があります。家訓二ストは、これを「ごじゃっぺスキーム」と名付けます。
 
原因をみつけ、解決する。
一見、合理的に見える思考法ですが、例えば、学校でいじめがあったときを想定してみると、「合理性」の罠にきづきます。
 
①いじめがある
②こどもたちをあつめ、はなし合わせる
③親をよびこみ、全体でさらにはなしあう
④いじめがなくなる宣言をさせられる
⑤学校にスクールカウンセラーが常駐し、こども達の心のケアをする
 
で、実際どうなの!?っという感じです。
このスキームが正しいならば、いじめが減るはずですが、問題は深刻化しています。
 
これが、家訓ニストの推奨する「ごじゃっぺスキーム」を活用すると
 
①いじめられた子  ⇒「あっそうげ まっしゃーめーお茶でものんでけ」
②いじめたこ    ⇒「元気あっごど まっいがっぺ 饅頭あっからくってけ」
③親御さん     ⇒「かまめっ こっちさ寄ってけ そいえば おめえとこの婆(ば)さま元気か? あれ?なんで今日、来てんの?
 
う~ん素晴らしき「ごじゃっぺスキーム」^^
 
「問題を解決する!」当たり前のように感じますが、時には問題を、問題として捉えないことも、解決に向かわせる方策にもなるのです。
この「ごじゃっぺスキーム」は、医療の分野でも注目を浴びています。例えば、肺がんの検診をうけた人と、受けていない人。「原因をみつけ⇒解決する」という考え方をもとにすれば、検診をうけた人が、健康に暮らせていけるはずです。しかし統計学にみれば、検診を受けていないグループの方が、長生きをするそうです。
 
東京という街を更地にもどして、田んぼにすることはもはや不可能です。
そして、東京に暮らす人々が、茨城だけに存在する「ごじゃっぺスキーム」を適用していくことも、また不可能なのです!
 
これを地域の宝といわずしてなんていうのでしょう!?
 
行き過ぎた近代合理主義には、もはや「人間」はいません。
いばらきの風土が育んだ「ごじゃっぺ」が、人間を救い、ひいては、地球を救う時代がまもなくやってきます。
 
【ごじゃっぺ】が地球を救う・・・ 
家訓ニストは、家訓づくりを通じ【ごじぇっぺ】に地球を救います!
 
・・・ごじゃっぺかな?

 

世界征服のための

コラム集―⑤

  

 「ごじゃっぺ」が世界を救う

      PART-2 

 

 画像は、フランスにあるモンサンミッシェルです。

水辺にたたずむ姿は見事としかいいようがありません。


まるで潮来の風景みたいだ・・・

日本のモンサンミッシェルといえば潮来といわれるのをご存知でしたか?



ごじゃっぺにこんにちわ^^

 

平成25年の5月。藻谷浩介さんの講演会で伺った話に触発され、家訓ニストの愛する故郷・茨城は、ほぼフランスであったことに気づいてしまいました。あこがれのフランスが、東京から1時間の距離にあったなんて・・・生まれ変わり茨城(フランス)人として生きるか? あるいは、エールフランスでなく常磐線にのり、今年のゴールデンウィークは茨城にお越しください^^

 

なんでフランス?という皆様にご納得いただくために、フランスと茨城の類似点を上げさせていただきます

 

①土地が平ったく、肥沃だ。

②自由を愛し、ちょっと、とっつきにくい

③言葉が独特(*_*)

 

うん、どう見てもフランスっ<(`^´)>

 

貿易収支でみると日本とフランスの結びつきは強く、ヨーロッパの中でも親日国として知られています。たとえば、柔道の競技人口でみると日本を上回る人気ぶりで、他にもアニメや、映画、そして近年では日本食もひろく浸透しているようです。シャンゼリゼ通りのおしゃれなカフェでは、ヘルシーな「蟹カマ」を置いてある店が増えているそうです

 

日本から、フランスへの輸出品としては、電化製品、自動車。近年では、日本食の輸出も増えています。

反対に、フランスから日本へは、ブランド品、そして近年ではワインを大量に輸入しています。ボジョレヌーボーの消費の8割が日本なんてデータもあり、日本は、何千億円という単位で、フランスワインを飲みまくっているのです。

 

産業のグローバル化がすすみ、工場で生産される半導体や製品で利益が出しにくい商環境が続いています。つまり、ほぼ原価でしか販売できない状態です。しかし、フランスが得意とするワインや、チーズといった加工食品では、原価にあたる農産物の単価の10倍、20倍という価格で流通させることが可能です。

 

バファワリンの半分が優しさで出来ているように、ワインの半分は、ぶどうと、「情報」で出来ています。

20世紀は、ワインをのみ、21世紀はウンチクという名の「情報」を飲む時代になったのです。

この時の「情報」とは、「ワインは、体にいい」とか「ポリフェノール」とか、「やっぱりフランス産は違うよ!」という飲む前に刷り込まれた印象のことをさします。

 

商品を購入する消費者に、プレミア感を提供することができれば、たとえ高くてもお客は喜んで買い、そして他のひとにまで進めるものなのです。

たとえば健康食品として浸透しつつある「グリシン」という物質は、サプリメントとして買うと1日10g30日で、3000円!なんて価格だったりします。しかし、加工食品工場では同じグリシンをkg800円で売っています。じゃ、中味が違うのか!?というと、そんなことはありません。しかし、違うことがあるとしたら、「健康にいい」という情報が違うだけです。つまり、フランス製ワインが高い理由と同じです。

 

kg2~30円のぶどうが、加工され、情報という付加価値をのせることで、1本5万、10万というワインに化ける・・・これは、フランス・ロンダリングです。

しかし、この構造を茨城に当てはめると全く逆の構造が浮かび上がります。これは茨城だけでなく、栃木、群馬を含めた北関東スパイラルです(*_*)

茨城産のメロンが、原価で叩かれ、夕張にわたり、高級メロンとして流通したり、あるいは、生産量だけは日本一の栗なんかも、長野小布施で加工されることで、何倍もの収益がちゅうちゅう吸われてしまいます。

 

茨城、そして栃木、群馬。日本中で一番パッとしない北関東三県は、東京奴隷型のデフレスパイラルの被害者であることを知るべきです。まあ「いがっぺ」っとあきらめずに、奴隷貿易からの解放をめざしてみませんか?

 

改めて家訓ニストは茨城のフランス化を宣言し、以下に実現させる施策を提言いたします。

 

①生活大国へ、大人だって休みたい茨城バカンス計画 

→茨城に立地する工場には、従業員に夏休み1か月を付与すること義務づけます。ワークシェアの意味もあるかもね

②公用語は茨城弁

→もうなってます(*_*) 客におもねるなんて、もう古い。茨城人は、言葉だって、もてなさない、ツンデれの街なのです。

③納豆の世界征服

→フランス化のキー素材は、やっぱり納豆です。

 

ここでは、③の納豆の世界征服をピックアップします。

茨城の特産品である納豆は、もともと関東、東北での消費がほとんどで、関西ではなじみの薄い食品でした。しかし100人中、2名でも3名でも、熱狂的なファンを獲得できれば、それは純増の数字であり、売れない商材というのは、実は伸びしろの高い可能性に満ちたアイテムなのです。タカノフーズや、久米納豆は、茨城県内の厳しい競争をしていく一方、なじみの薄い関西地方に次々に出荷し、今では日本中、納豆が食べれるようになりました。

この成功事例を世界のマーケットにむけて、挑戦していくことが今回の提言です。

 

藻谷さんの講演でもありましたが、まずは、寿司ネタの中にまぎれ、こっそり密航するのが良さそうです。

そしてSNSを使い、手巻き寿司の中の謎の食品への疑問をたきつけ、機をみて、あの臭さ、そしてうまさを武器に一気にマーケットを征服する計画です。っといっても100人中、80名、90名が好きになる!なんてことでなく、100名中、0.1名だったとしても、納豆なしでは生きていけないヘビーユーザーを育てていく作戦をとることで。0.1名としても、60億の世界で600万人の納豆ユーザーを育て上げれば、フランスといえば、ワイン。そして、茨城といえば、NATOO!という「情報」を輸出することができるのです。

そのほかにも納豆とワインには共通点があります。まず発酵食品であること、そして毎日たべる(のむ)もの。そして何より大切なのは、「健康にいい」という情報です。

 

わあ、もうフランスこえちゃったよ^^

自由を愛するフランス人。海外ではへそ曲がりの人種?として扱われるようです。それは個を大切にしている証拠、茨城人の気質についても同じことを感じます。風土というものは、風と土が育てるもの。フランスと茨城の地政学的な風景が似ているのであれば、それは、ヒトも、感性も、ワイン?納豆だって似てくるのもかもしれません

 

いばらき×フランス計画。今回も、ごじゃっぺ満載でしたが、いまさら、東京化をめざす街づくりよりも、夢も実現性もあると家訓ニストは考えます。

 

ボンジュ~る ごじゃっぺ(^_-)

シャンゼリゼ通りのおしゃれのカフェで、パリジェンヌたちが納豆をかき混ぜている・・・そんな未来がすぐそこにあります^^





 

世界征服のための

コラム集―⑥

 

 「愉快な家族でたとえる

     不愉快な問題」

 

磯野家でたとえるウクライナ問題】


ややこしい国際問題を、日本一有名な家族でたとえてみました。 出口の見えないウクライナを巡る情勢も、サザエさんに置き換えると、あら不思議?サクサク理解できるようになります^^ 嫁と舅、そして、なぜか中島君まで巻き込む大問題に!?  日本人にとって他人事になりがちな問題を、ご近所の問題にすり替えて紹介させていただきます。

 

舞台は、物語から20年後。カツオと花沢さんの結婚から始まります・・・ 国家の元は、家にあり!? 家訓二ストの脱線社会派コラムです。

 

 

登場人物:

かつお・・・・・・・・クリミア

花沢さん・・・・・・・ウクライナ

花沢不動産(実家)・・・EU

波平・・・・・・・・・ロシア(プーチン)

中島くん・・・・・・・アメリカ(オバマ)

のりすけくん・・・・・日本(安倍総理)

特別出演★タマ・・・・ロシア軍       

  1. カツオが花沢さんと結婚し、磯野家の庭に家を建てて独立。

    貧乏ながらもカツオ家は磯野家(ロシア)と良好な関係を保っていた

    (→ウクライナ独立)

  2. しかし花沢さん(西ウクライナ)は磯野家にベッタリなカツオ(クリミア)に嫌気がさしていた・・・ ある日、花沢さんのお父さんが娘に言った

     

    花沢父(EU):「うちの管理物件にするなら色々と優遇するが…どうだ?」
    花沢(西ウクライナ):「カツオ君、私の話しを聞いてよ!うちの実家(EU)と仲良くしましょう❤。こんな家と土地はうちの不動産会社に任せて少し楽しない?大体あなたが役立たずだからうちが貧乏なんじゃないのっ!」

    (→ウクライナ大統領抗議デモ)

     

  3. 実は花沢不動産(EU)とナカジマ(アメリカ)はカツオの家の敷地が欲しかったので、カツオや磯野家の悪いところを花沢さんに羅列して報告し、「うちの管理物件にしたら楽な生活ができるよ」と伝えていた。
    磯野家(ロシア)とカツオ家全体を仲違いさせてカツオ家を仲間に引きずり込みたかったのだ。目的はカツオ家の土地だ・・・

     

    カツオ(クリミア):「でも、元々とうさんの土地だし…僕は磯野家の人間だから…」


    それが原因でカツオ(クリミア)と花沢さん(西ウクライナ)が夫婦喧嘩。一旦は花沢さんが勝った(大統領選)。花沢不動産(EU)とナカジマ(アメリカ)はその結果を喜んだ

     

  4. しかし、それを知った磯野家(ロシア)の波平さん(プーチン)は許さない
    波平(プーチン):「ばっかもーん!!カツオが花沢不動産に言いくるめられとるにきまっとる!」
    そう言うとカツオの家に武装したタマを放った

    (→平和維持目的の軍事介入)

     

  5. 波平(プーチン):フーッ!!
    「これは正式な磯野家の者ではない。あくまでも夫婦喧嘩の仲裁に送っただけだ。
    わしが本気を出すなら怒り狂ったサザエを送り込むわ」
    花沢さんがタマにタジタジになっている間にカツオは考えた


    カツオ(クリミア)「…僕はどうしたらいいんだろう。自分の心に聞いてみよう」

    (→クリミア議会でロシアにつくかEUにつくかの選挙)
    気持ちは圧倒的に磯野家(ロシア)に戻りたいと決まった!



  6. カツオ(クリミア):「やっぱり僕は離婚して磯野家に戻るよ!あと、自分の土地だし半分(クリミア半島)は僕のものだから!」
    花沢(ウクライナ):「ちょっと待ちなさいよ!離婚なんか認めないわっ!土地を持ってくってどういうことよっ!」

    花沢不動産(EU):「ちょっと磯野さん!タマを送り込んでカツオくんの心を揺さぶるなんて酷くないですか。カツオくんが勝手に考えて決めたことなんか認めませんからね」

    中島君(アメリカ):「磯野のお父さん、カツオに変なことを言って離婚なんかそそのかさないでくださいよっ!そんなことするなら町内の仲間を集めて磯野家を仲間はずれにしてやりますからね!」

    (→ 一部制裁発動)
    波平(プーチン):「わしはカツオが困っているのだから助けるのが当たり前だ!
    花沢家が嫌なんだから別れて戻ってきたらいい。ナカジマが わしに制裁?したければすればいい。いつでも受けてたつ」

     

  7. のりすけ(日本):「まぁまぁ、どちらとも落ち着いてくださいよぉ…(付き合い上はナカジマの味方なんだけど磯野家とは最近上手くいってるしなぁ)

     

    ※元ネタは、2chより、家訓二ストは、一部編集のうえお送りしました。

    http://hayabusa5.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1395155489/

     

    サザエさんにたとえると、波平(プーチン)の圧倒的な力に驚かされます。

    プーチン、すげえ・・・ そして、のりすけ君(日本)も、案外上手に立ち振る舞ってますね^^;

    けれど、日本は、ロシアに北方領土をかすめ取られていることを忘れてはいけません! 領土問題は、並大抵のことでは解決できないことがよくわかりました^^;

     

     

     

孟子曰、人有恒言。皆曰天下国家。天下之本在国。国之本在家。家之本在身。

孟子曰く、人に恒の言あり。みな天下国家という。天下の本は国にあり。国の本は家にあり。家の本は身にあり


国際問題、領土問題を解決する手段は、結局「理解」しかないようです。

サザエさんでたとえると、国際問題も所詮、隣り近所の問題と大差がないことがわかります。


相互理解を図るために、まずはあなたの家の問題と向き合ってみてください。 そして、余裕があれば、隣りに住んでるAさん、Bさんと世間話をしてみましょう。渡る世間は鬼ばかり?小さなことのようですが、家、アパート、地域、国家、国際へ・・・ 平和をきづくには、近道なんてありません。


ウクライナ問題、北方領土の返還。そして世界平和実現のため、ご近所づきあいと町内会の草抜きに参加されることを(「理解」の積み重ね)を推薦します^^ 


世界征服のための

コラム集―⑦


「評価」が「貨幣」を上回る時代へ

 

地方にある問屋のおっちゃんである家訓ニストが、タモリさんが予言した世界を救う新しい資本主義について、考察をしてみます

 

家訓づくりを研究していく中で、日本にある老舗企業の特異性に気づきました。

 

グローバル化が進む世界経済にあって、日本の企業体質に改善を求められる一方、改革と言われた施策がうまくいっていないケースも多いようです。

 

これって、古いとされてきた日本の方が進んでいたんではないか?という疑念がわきます。そして日本型の経営、とくに社訓、家訓を伝えきた老舗企業の知恵の中に、世界を救う新しい資本主義が隠れていると確信しています

 

近江商人には、古くから「売り手よし、買い手よし、世間よし」という家訓が伝わっています。売り買いをする【貨幣】だけでなく、世間の【評価】という軸を大事にしてきた証しです。

 

企業の寿命が30年というなか、日本には創業200年をこえる会社が3000社も存在しています。会社が長く続くということは、社会から必要とされてきたことの裏付けです。この事実こそが、【評価】が【貨幣】を超える新しい資本主義の可能性です。

 

不用意な拡張や破壊を止めて「自然を美しいものとする優しい日本に戻れば、この国に明日はある」とは、故人・司馬遼太郎さんの言葉 です

 

そしてタモリさんは、「やっぱり、大多数がそれを合意できるような何かに手を加えて、ちょっと違う、新たな資本主義ができるのは、日本の勤勉さと、従順さ、秩序さ、それを持ってる国民の日本じゃないと、できないんじゃないかと思うんですよねぇ」と、日本が先駆けて新たな社会体制を生み出す可能性を予言しました。

 

家訓ニストは、この新たな社会体制を、【評価】が【貨幣】を上回る社会体制だと提言します。つまり「いいね」革命です^^

 

老舗企業以外にも「いいね」革命は始まっています

 

経済面では、思惑買いという切り口で説明ができます。パソコンが普及するちょっと前、検索エンジンの便利さや、可能性は一部の人の妄想にすぎませんでした。しかし、「いいね」を感じた一部の起業家や、投資家が、マーケットの可能性を信じ思惑買いをしていったのです。

ソフトバンクの孫さんもその一人で、1995年、立ち上げまもないヤフーに200万ドルの投資をしました。結果、その投資は何兆円という莫大なキャピタルゲインをもたらしています。投資直後には批判にさらされた孫さんでしたが、検索エンジン登場後のインターネット上での便利さという【評価】が【貨幣】を上回ることを見抜いていたのでしょう

 

物をつくって、利益をのせて売る。これが20世紀までの経済でした。

しかし21世紀は、【評価】が【貨幣】を上回る時代なのです。

事実、あなたも、食べブロの評価で、店を決めていませんか?そして、あなた自身が、ブログに書き込んだり、「いいね」を押すことで、双方向に評価の精度を高めています。これは飲食店だけでなく、大手企業まで、ぼんやりとした印象がマーケットを支配しはじめた証拠です

 

そして変化は、経済面だけでなくライフスタイルにも起こり始めています

【貨幣】よりも、生き方を選ぶ人が現れ始めたのです。

 

資本主義の、行き詰まり感は、システムそのもののごじゃっぺさに由来しています。実態を伴わないバーチャルなお金が何千兆円という規模でマーケットをグルグル行き交っています。この架空のお金を全員が引出、商品を買おうとしても、地球にはそんなに商品はありません。つまり、使えないお金に一喜一憂しているのが資本主義の本質です。


日本にある昔からの格言で

「起きて半畳、寝て一畳。天下をとっても飯2合」というものがあります


なんぼお金を稼いでも、手が届く範囲は畳一畳分。そしてなんぼお金を稼いでも、飯の量は結局同じ、だったら何を大切にすべきなのでしょうか?


「いいね」革命の具体例として、プロ野球の黒田投手をあげます。バリバリのメジャー選手の黒田は一説には20億円というオファーをけって年俸4億円の日本球界に復帰します。これは、【貨幣】でなく、内なる心の声に従った「いいね」革命です。

また、同じく野球選手でキューバの至宝と謳われたリナレス選手は、年俸数十億。総額2~300億円というオファーを断り年間300万のキューバ野球でプレイを続けました。


この時、リナレスの言った言葉に、【評価】が【貨幣】を上回る「いいね」革命をみることができます。

「大好きな、野球に、妻と子供がいて他に何がいるんだい?」っと・・・



タモリさんは言いました。

「大多数がそれを合意できるような何かに手を加えて、ちょっと違う、新たな資本主義ができるのは、日本の勤勉さと、従順さ、秩序さ、それを持ってる国民の日本じゃないと、できないんじゃないかと思うんですよねぇ」と、


家訓ニストは提言します

【評価】が【貨幣】を上回る新たな資本主義はもう始まっているのです

そしてこの革命を「いいね」革命と命名します


「いいね革命」の根本をなす、貨幣でなく、自分の内なる声に従う生き方って、難しいようで簡単です

余命1ヶ月と診断されたと妄想して、あなたは何をし、そして誰に何を伝えますか?その答えが、自らの心の声です。


家訓づくりプログラムも、家訓づくりを通じて、伝えたい言葉(=心の声)を発掘するセミナーです。このブログに賛同いただければ1回目の「いいね」を。そして「いいね革命」の担い手として、セミナーを受講いただき、一度しかない自分の人生に、「いいね」をお願いします^^





 

世界征服のための

コラム集―8

 

 「工事中」

 

 

 

  

世界征服のための

コラム集―9

 

 「フック理論

 

 

とかく疲れがちな現代人。そのストレスはどこからくるのか?

そもそもストレスとは、なんぞや??

 

ストレスとは、心、身体の悲鳴。つまり「自然」です。

逆に、ストレスと戦う毎日が「不自然」と考えるべき。

 

しかし、カメハメハ大王のように、雨が降ったらお休みで、風がふいたらお休みだ♪っと暮らせないのも事実。ぜひ本日紹介させていただく「フック理論」を上手に使って、ストレスの原因を整理し、心の中にハワイ(楽園)をつくりましょう

 

 

世知がない世の中、我々は、あらゆる問題に関心を持たないといけないとされています。TPP問題、円安、アベノミクス、少子高齢化、地震、津波、北朝鮮のミサイル、そして直近では、爆弾魔・・・

 

次から次に現れる問題の数々に、やりきれなさ、そして閉塞感を感じている人も多いとおもいます。っていうか、これだけネガティブな情報の中で、前むきに生きろ!というのが無理な話(*_*)

 

本日は、そんな皆様に、家訓二ストの「フック理論」のご紹介です。全国の3名の皆様がコメントを寄せた「ゴレンジャー理論」の続編、待望の?社会科学シリーズです^^

 

 

■【フック理論】

 

情報化社会の中では、紙ベース、そしてインターネットで、無限に「情報」は蓄積されれます。しかし、人間の脳の記憶には許容範囲があり、なおかつすごいスピードで忘れる生き物です。

 

限界のある人間の記憶量をギガバイトっとくくれないので、家訓二ストが発明した単位、F(フック)という単位を用い、この概念を説明させていただきます。

 

そもそも「フック」とは、ひっかけるもの。記憶とは、強い関心。その関心を「ひっかける」っという意味で採用しました。

「フック」誕生は、大学時代のまったくもてなかった家訓二ストの過去から始まります

 

卒業後、同じ時間を過ごした同級生と比較していく中で、チャンスはそれなりにあったこと。そして恋のチャンスを決めるには、「フック」というものが大きく作用していることに気づきました。

 

例えば、学生時代によくあるレポートの貸し借りの際にも、F(フック)が存在します。レポートを貸す→返す。これだけは、ゼロF(フック)です。

しかし、レポートを貸す→返す→お礼をする・・・っとなると、1~2のフックが、現れ、さらに、「お礼」が、手作りクッキーであれば、それは100F(フック)。恋が芽生えていくのです。

 

このフックを上手に使えるか、否か。あるいは、

フックに気づけるか、否か? ここが、「もてる奴」と「もてない奴」の境。そして人生の大きな溝にもなっていくのでしょう(T_T)/~~~

 

整理します。

 

日常の中に、エッジがたつことにより、記憶に「ひっかかり」が生まれます。

昨日の夕飯のことを思い出せるあなたでも、1週間前の夕飯、そして1年前のことを覚えているでしょうか?

でも、かわいい女の子との食事は覚えているでしょう?それは、強烈にフックがかかっている証拠なのです。

 

そのうえで、関心の限界値を1000F(フック)と仮定します。

1000Fの中には、友人、知人の名前も入ります。親、兄弟、同級生・・・ 仲の良かった同級生の名前が思い出せないことはありませんか?それは。1000Fの受容体から、落第したのです。

さらに、安部総理、孫正義、土子仁志、織田信長、秀吉、家康っと、名前を言われれば顔が思い出せる著名人も、この1000Fの中に含みます。

 

1000Fの中で、名前フォルダーに入れられる人物は、300~500名。

これは、家訓二ストが生徒会をやっていた時に、覚えられた数字をもとに算出しました。

強烈な印象、つまり「フック」をかけた人物。たとえば、オウム事件の麻原被告は、忘れたくでも忘れられない人も多いと思います。でも、同じ宗教家でも、自分の家の和尚さんの名前は・・・思い出せますか?そして、本来忘れるはずもない、自分の大切なご先祖さん。おじいちゃん、おばあちゃん、ひいじいちゃん。ひいばあちゃんの名前を言えますか?

 

・・・そうです。自分を軸に考えたとき、距離が遠いものの記憶、つまりフックがかかっているのに、近いものの「フック」が足りない。このギャップが、現代人のかかえるストレスの原因ではないでしょうか?

 

全国、あちこち伺う家訓二スト。でも、家訓二ストの暮らすアパートの住人をぼくはフルネームでいえません。それは、興味や関心の奪いのなかで、自分自身が負け組になっていることを意味します。

 

猿から人間に進化して、群れから、村。そして街へと。生活環境は劇的に変化してきても、脳のスペックは、急加速で対応できません。1万年の進化の中で、脳が受容できる覚えておくべき人の名前は、せいぜい100名?江戸時代くらいまでは、生涯出会う人物も、そのぐらいだったのかもしれませんね

 

1000F(フック)を超える情報が入るとき、ヒトは混乱したり、はたまたふさぎ込んだりするものと考えます。うつ病や、引きこもりなども、感受性の強さが原因とされますが、フック理論で考えれば、ごくごく自然な選択肢だともいえます。 

 

1000F(フック)には、商品も含まれます。肉、魚、米はもちろん、パスタ、うどん、お菓子。ポッキーまで・・・ こども時に、ナポリタンしかなかったスパゲッティーが、カルボナーラ族の対応、ペンネ派の進出と、今や、戦国時代の様相です。一方。最近の中学生の10人1人は、急須のことを知らないそうです。理由は、お茶を煎れなくなったから・・・

 

急須部分のフックがなくなり、反対に、ポッキーが脳の受容体に収まっているのかもしれません。 無限に椅子とりゲームをしているようです^^

ポッキーと、急須の椅子とりゲームはかわいいものですが、フック理論では、関心を奪い合いは既に、戦争のステージにあることを予見します。つまり、関心の奪いあいが、商品の優越だけでなく、国の優越をきめる高度情報化社会の新しい戦争です。

 

関心の奪い合いに勝利することは、価値観、善悪をも操作できることを意味します。

銃による屈服させる時代から、今は、情報が人間を支配していないでしょうか?

たとえば、戦争というものさえ「情報」です。60余年日本では戦争はありません。日本での戦争とは、ニュースによって海のむこうから漏れ聞こえるもの。つまり「情報」なのです。

 

  帝国主義といわれた20世紀。西欧列国の植民地の経営は、豊かな大地の恵みを本国へ持ち帰ることで成立しました。そして情報の時代21世紀では、関心の奪いあいが、爆弾より重く、そして植民地でなく、あなたの心「フック」を支配する時代に突入していることに気づかなくてはいけません

 

家訓二ストは、訴えます。投げかけられる問題を疑いなさい!

そして、あなたの手の届く範囲の幸せを見つめなさい!

 

世界中が平和な1日は必ずある。しかし、新聞が白紙で売られることはない。つまり犯罪が、新聞を埋めるのでなく、新聞を埋めるために犯罪が作られています。

 

ちょっとした関心を誘うフックの奪いあいがいつのまにか、自分自身をも迷子にさせてしまうフックインフレの時代。

じゃー何を信じればいいのか? 何を軸にすればいいのか?

そう、そんな時、あなたのそばに「家訓」があってほしいのです。

 

フック理論を学び、そして本当に大切な家族の問題を心に「ひっかけて」ください。

嫁さんが怒っていることさえも気づかない、あなた。夫婦の間こそ、意外な「フック」が溝をつくっているかもしれません(-_-;)

 

不肖幡谷、思い当たる節がいくつかあるので、嫁さんが怒る前に、部屋の掃除をしときます・・・

「フック理論」で、家訓のある豊かな1日、そして見事な一生を!