サマコン備忘録③ 「LOM支援セミナー」土曜学習について

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備忘録第3弾は、「土曜学習」です。

 

家訓づくりプログラムは、ある種のJCらしさがなく、そしてある種のJCの神髄がこもっています。

例をあげると、パワーポイント、資料の全てに、「JCI」マークがありません。これは、このプログラムが自由に拡散していく時、「JCI」のロゴさえも、足枷になるのでは?と危惧し、意識的に省いたからです。

 

2011年 副議長として家訓づくりプログラムを開発した際、このプログラムで社会を変えるためには、早くJCという枠を卒業し、地域のなかで活用いただくことを夢想していました。当時、夢みた未来に、ようやく時代が追い付いてきました^^

 

おかげさまで「家訓」は、JCの枠をこえ、土曜学習に土足で踏み込んできた歴史をもっています。これまでに10以上のPTA、団体さんと、学校の中で開催してきました。そして今後は、土曜学習の波にのり、各地会員鍵所さまとの共催を実現していけば、本当の意味で日本を変える運動に昇華できるのではないでしょうか?

 

そのためのネルフ・・・もといKAKUNだよ

ノーベル平和賞・・・近づいてきました(^^ゞ

 

 

近年、教育関係者の中で、「土曜授業」あるいは、「土曜学習」というキーワードを耳にするようになりました。

ゆとり教育が推進されていく中で、土曜日の授業がなくなりました。その後、学力の低下や様々な問題が噴出し、学習内容の見直しに加え、再び、土曜という時間を有効に活用する議論が始まっています。

 

しかし、問題は、土曜という空白の白いキャンバスにどんな絵を描くのか?

端的にいえば、補習などの時間にあてることが提案されそうですが、この可能性という白いキャンバスは子どもの未来を育む時間にあてるべきだと家訓ニストは考えます。

 

健やかな子どもを育むためには、徳育であり、体験学習であり、そして地域で支える学校というスキームが必要です。

 

子どもをとりまく環境が激変するなか、学校(行政)だけで、問題解決が図れないことは明白です。子ども達をささえるには、「学校」「地域」「親学」の3つの軸のなかで、それぞれが取組をする必要があるのではないでしょうか?

 

硬直化した教育行政の中で、「学校」の中に地域のおっさん(JC)という異分子が入り込むことは、価値観の多様性を学校に、生徒に、先生にもたらすことを想定しています。

また、家訓づくりは、「親学」の視点から、問題解決を図るものです。

さらに、「地域」の切り口では、各地会員会議所さんの出番であると考えます。このフォーラムでも、これからのJCに求められる切り口は、コーディネートの役であると提言されました。つまり、これまでは、例会を組み立てるさい、場所の選定、予算、内容等、1~10まで出来てしまうのがJCです。しかし、今後は、設えを5ぐらいにとどめ、コーディネイト役として、地域と学校をむすび、「土曜学習」の枠のなかで、JC自身も、カリキュラムを提供していく姿が必要なのではないでしょうか?

 

正直にいうと、これまで、家訓づくりが、土曜学習の中で取り入れてきた経緯は、すべてごり押しです(*_*)

つまりJCメンバーのPTA役員さんをくどき落とし、むりくりで、実施してきたものです。しかし、1つ2つと嘘を積み重ねてきた中で、嘘からでた開催が、真(まこと)になり、多くの賛辞をいただくなか、成功体験が、口コミをよびこみ、全国の仲間に発信できるステージが近づいています

 

土曜学習は、学校側も、カリキュラム不足に悩み、JCの出番を待っています。

一方、JC側も、家訓をはじめ、これまでの歴史の中で蓄えてきた様々なカリキュラム、なにより地域に根差してきた信用によって、学校の中でこそ、花ひらくと信じています・

 

2011年、12年、13年。そして、今年は2014年です。プログラムの開発から、足かけ4年、居酒屋の中でしか語れなかった夢物語が、土曜学習として昇華しようとしています。いままさに、JCの出番。それは、あなたの出番です^^

あらためて、あなたをかえ、家族をかえ、地域をかえる家訓づくりプログラムの採用をお待ちしています。