人は皆師。猫もまた師?


 

 

 

 

 

 

 

 

あなたは猫派?それとも犬派?

 

ぼくは犬派だと思っていますが、嫁に言わせると猫派だそうです。理由は猫をみつけると仲良くなろうっと、近寄っていくからだそうです(*_*)

知らない猫と仲良くなるとちょっと嬉しくないですか?...
気まぐれで、そして、どこか本質をみている、猫と子供って似ているな・・・っと感じたのが今回のブログを書くきっかけです。

 

猫はきまぐれな動物と言われています。追えば逃げるし、こちらが忙しくしていると、かまって攻撃を仕掛けてきます

飼い猫だって懐かない猫もいるなか、野良猫と仲良くする方法があります。それは、つかず離れず、じっとまち、猫の方から寄ってくるようにふるまうことです。つまり、郷に入れば、郷に従え。猫の世界のルールにのっとり、信頼関係をきづく方法です。

 

ここ数か月、子供向けのカリキュラムをつくる際の注意点を教えてほしいとの依頼が続いています。

1から10まで、たくさんの注意点があるなか、幡谷が伝えているのは、冒頭の3分、その3分で子供たちとの信頼関係をきづくための注意点です。

 

猫と、子供は似ています。追えば逃げるし、プログラムがつまらなければ、どこかに走り出してしまいます。

また一度、なめられると修復は不可能、しかし、3分で心をつかむことができれば、そのプログラムは必ず成功するのです

 

大人であれば、関係性や、義理や人情など? 45分ぐらいであれば、たとえ寝ていたとしても、おとなしく話を聞いてくれます。しかし、猫、そして子供は正直です。ごまかしのきかない真剣勝負がそこにはあります。

 

逆に、大人あいての何倍ものリアクションをもらえるのも、子供向け事業の特徴です。たった45分でも、授業の最初と最後では目の輝きが違うものです。難しいから面白い。面白いから難しい。たった3分、されど3分。今後も、猫と子供の心をつかむために、幡谷も研究を続けていきます^^

 

実は、この理論、尾道のお好み焼きさんでバイトをしている大学生に教えていただいたものです。

この大学生は、教員をめざし、教育実習をした経験のある先生(見習い)です。幡谷より詳しいのはもちろん、実体験から得た貴重なノウハウを享受いただいています

 

人は皆師。猫もまた師。

 

人に教えるということは、誰より自分自身が学べるものです。たとえ、相手が猫でも子供でも、相手を尊重し、なおかつ、心のキャッチボールができれば、45分という授業の一コマが、あなたにとって、何より子供たちにとってかけがえのないものになることでしょう。


人間が猫に惹かれるのは、気の向くまま過ごしている姿に自分を重ねあわせているのかもしれません。そして「バカの壁」で有名な養老さんは、「子供は自然そのものだ」と評しています。猫も子供も自然だな~っと、目を細めていると、「てっちゃんも、大自然だよ」っと嫁に、さらに目を細められてしまいました(*_*)

 

尾道JC 島田委員長をはじめ、青少年系の委員長の皆様、子供たちの心をつかむため、がんばってください^^ JCにはJCのルールがありますが、それは、あくまでJCのルール。子供の前では、子供のルールで、楽しく明るく、ときに厳しく、信頼関係をつくってみてください