1分で出来る家訓習慣「給料日の儀式」


1分間で出来る家訓習慣を紹介します









⑤  1分で実践できる素敵な習慣「給料日の儀式」

 

 

子どもにお金はどこから来るのか聞いてみたら、「銀行!」と返事をされてしまいました

微笑ましいなと思う反面、家族のために仕事をしているのに、ちょっとショックな回答でした

 (和歌山県 Hさん)

 

 

お薦めしたい新習慣「給料日の儀式」

いつのころから、お給料が銀行振り込みになりました。昭和の時代なら、お給料はお父さんが現金で家もちかえり、そこには出迎えてくれるお母さんや、ご家族がいたはずです。

 

お子さんを素直さをもたらす新習慣「給料日の儀式」の提案をします

給料は振込でなく現金で家に持ち帰る。そして、その夜はちょっと豪華な食事と、発泡酒でなくビールをだして完成です。

 

給料のおかげで、ぼくたちが生活できる

=お父さんのおかげで、生活できる

=お父さんはぼくらのために働いてくれている

 

給料振込みの前までは、こんな分かりやすい方程式があったのでしょう

しかし、今、子供にお金の出所をきけば、銀行と答える。銀行に感謝の気持ちをもってもらうことって難しくないでしょうか?

 

愛されていないと感じる子供、かまってもらえないと不満をもらす子供。

それは、お父さんお母さんの日々の頑張りが伝わっていない証拠です。お父さんは、ご家族のために仕事や家事をしています。そのために家族と一緒に入れないとしても、それは家族のための時間です。

 

なんのために働いているのか?

こどもの成長を見守るために、お遊戯会や、運動会、入学式に卒業式。いろんな場面がありますが、反対に、お父さんお母さんが働いている姿を子供たちに見せているでしょうか?

 

自営業を営んでいるご家族では、日常の生活のなかでお子さんにお父さんお母さんが働いている様子をみているはずです。家族のために汗をながし、あるいはお客様に怒られたとしても、その背中をみせることは、子供に素直さや、自分のことで迷惑をかけてはいけないと感じさせる効果が期待できます

 

背中の魅せ方の研究

アメリカでは、授業の中に「シャドーデー」というものがあります。これは、働くお父さんを観察するという宿題で、お父さんも特別に構うこともなく、日ごろの仕事を淡々とつづけ、その様子をレポートにまとめ発表するという内容です。お父さんにとっては、いつもの1日であっても、お子さんにとって、いつもゴロゴロしているお父さんの働く姿を知るシャドーデーの1日は忘れられない光景になるのではないでしょうか?

 

旅行にいったり、おもちゃを買ったり、特別なことをしなくてもいい、ただ伝え方を工夫すれば、一緒に入れない時間だって絆をつくるチャンスになります。

 

給料日の儀式は、お子さんに背中をみせるセレモニーです。

伝え方の工夫をするだけで子供たちが素直になる。物やおもちゃで関心を釣る?子育てでは何もかわりません。

 

ぜひ給料日の儀式は、アレンジも自由です。ご家庭ご家庭で工夫して、お父さんお母さんの姿をお子さん達に伝えていってください