新年に穢れを落とす告白を・・・

親や、嫁からは詐欺師と呼ばれている家訓二ストです(>_<)

 

全国の皆様からご愛顧を賜りセミナーを開催してきましたが、家訓づくりをすすめる一方、私自身としては、だらしない日常をすごしています。

 

たとえば、幡谷家では靴下の片方がなくなる事件が多発します。

あるいは、財布、携帯がなくなるのは当たり前。

阪神が負ければ、一瞬で不機嫌になり、家ではクチも聞きません。

 


人類で一番、嫁さんを愛していますが、嫁からは、

「あなたは、犬にしか心を開いていない」

っと言われる始末・・・

 

だましてきてすいません(>_<)

 

ただ恥の多い人生のなかで、虚勢をはり襟を正すようになったのも家訓づくりのセミナーのおかげです。

 

ちっちゃな好感度をあげるため、聖人君主を演じてしまった自戒をこめ

新年にあたり、自分の恥ずかしい過去のお話しを披露し穢れを晴らさせてください・・・

 

JCに入会した当時のぼくの悩みは、金がないという悩みと、眠れない・・・そんな2つの悩みを抱えていました

 

金については、原因がはっきりしています。会社が儲かっていないから、社長の息子として入社したといっても、給料は16万。経費が使える状況でもなく生まれた家も売っぱらい、崖っぷちの状況でした

 

もう1つの悩みはさらに深刻で、5年間にわたって睡眠障害が解消できず神経内科で処方してもらった最強の睡眠薬のお世話になっていました

 

そもそも、25歳に会社を退社し、以後5年間、ぼくは定職についていません。いわゆるニートです。会社をやめた理由も、眠れないこと、もっというと人間関係がうまくいかず、眠れなくなっていた気もします。

 

睡眠薬、向精神薬、漢方、いろんな薬を処方されましたが、薬で治る内科と違って精神科の空気がどうにも苦手で、どんどん闇にはまっていき、昼も夜もわからな夢遊病のように、田舎にも帰れず東京でブックオフをうろつく毎日・・・ まさに迷路にはまり込んだボクの人生で、出口は薬でなく、人にありました。それが今の嫁さんとの出会いです。


嫁のおかげで、出口をみつけ、実家に帰る決心もつきました。

 

人は人の中でしか生きられません。

それだけのことに気づくために5年と、父ちゃん、母ちゃん。そして関係するたくさんの人に心配させてしまいました。ごめんなさい

 

JCに入会後の自分は、社会復帰?して間もない頃、その後、たくさんの出会い、たくさんの役職を賜り、少しは人間を学ぶことになりました。

 

当たり前に幸せをつかめる人は、家訓をやる必要もないし、無理してJCに入ることもありません。しかし僕にはJCとの出会いが必要だったのです

 

人間関係に悩み、家族とのイザコザを抱えたからこそ、家訓づくりに光明をみたともいえます。家訓を教えていたのではない、壊れてしまった自分を1つ1つ、皆様に教えていただき取り戻していった旅だと考えています

 

自分に甘え、責任を転嫁し仕事もしなかった男が、今は経営者となり、そして家訓づくりを伝える旅をしています。

 

そして、31歳で入会したボクは、40歳になり、JCは卒業することになりました

おかげさまで、この10年で、嫁さんと結婚し、家庭を築き、会社の経営も自転車操業からは、卒業できました^^;

 

幡谷哲太郎も、まだまだ人間修行が必要ですが、教わる側、そして教える側も学べるのがJC。

家訓づくりのオーダーをいただき全国LOMさまの例会をお手伝いする。こんな役得を、僕ひとりで抱えてしまってはいけません。ヘッドトレーナーは現役メンバーのみなさんが挑戦し、自分を磨いていってください

 

家では詐欺師あつかいされるボクでも、嘘から出たマコトの言葉の通り、JCにはいり、皆様に虚勢をはる毎日のなかで、少しは人間らしく、振る舞えるようになったのでしょうか?

 

正直にいうと今でも人付き合いは苦手です(>_<) 

なおかつ家族の中で埋められない溝がまだまだあります。そんな僕だからこそ、家訓づくりにとどまらず、手掛けてきた多くの事業の中で、家族の大切さ、そして実践していくことの尊さを伝えることが出来たと考えます

 

2つの悩みの1つ、ぼくの不眠症が解消されたのは、2012年。家訓づくりに明け暮れた一年が終わった冬に、気が付くと薬なしで眠れている自分がいました。それは、神様のご褒美かもしれないし、あるいは、使命感が自分を変えたのだとも言えます

 

あなたのやる気スイッチってなんでしょう?

家族の笑顔でもいいし、JCでもいい。ぼくの場合は家訓づくりでした^^

 


「人の価値とはその人が得たものではなく、その人が与えたもので測られる」

アルバート・アインシュタインの言葉です。

 

家訓も、仕事も、家族も、ペットにも、笑顔を届けられる人間になるよう、2015年新たなスタートを切りたいと思います。


当たり前の日常がどこまでも続くように・・・

家訓ニストの歩みはこれからも続きます。今年もよろしくおねがいします!