水戸JC 10月例会 「水戸未来市民討議会」開催について

平成26年10月19日 13時より 水戸市さまの後援をいただき、水戸未来市民討議会を開催します。


市民討議会とは、ドイツではじまった市民参加の行政を実現させる新しい手法で、日本でも各地会員会議所さまで行政と連携し、この新しい枠ぐみを活用する試みが始まっています。


茨城では、常陸太田青年会議所、かしま青年会議所様等で、積極的に展開しています。水戸JCでも、2012年以来、計3回の開催を重ねてきました


現在の行政システムのなかで、住民の意思をくみ取る方法は、「選挙」あるいは『陳情」という方法しかありません。1票しかない有権者に、衣食住、待機児童の問題や、原発問題等への意思の反映として、地方議員、あるいは首長に、ゆだねることって、やはりどこか矛盾があります。

また、陳情といっても、その主張が、どれだけの公共性があるか?これをジャッジするのも至難の技です


市民討議会では、こうした「矛盾」を解消する方法として注目され、現実に行政の場面に活かされて始めています。


今回の水戸JCの例会では、討議会を運用することで、まちづくり、ひとづくりを飛躍的に進める取組とすることをめざしています。


また討議会での意見が活発になるよう、議事進行に「熟議」の手法をとりいれ、楽しく前向きな意見がでる設えとしました。


青年会議所の地域での役割は多種多様です。お祭りや、ディスカッション、講演会に、子供向けのキャンプ・・・

しかし、そこに課題がある限り、挑戦していくのも、青年としての責務なのではないでしょうか?

ママゴトのような、討議会ですが、これも住民自治の在り方の1つ。もしかしたら、未来の人から見れば、今の民主主義のやり方だって、ママゴトかもしれません。


大切なのは、課題があれば、問題から逃げず、その解決策をさぐり、トライ&エラーをくりかえし、常にベストの答えを求めていく姿勢です。


そんな水戸JCの挑戦にご注目ください!