全国一斉憲法フォーラム「茨城タックル」 備忘録

画像:当日の様子が新聞に掲載されました
画像:当日の様子が新聞に掲載されました

憲法は、法律の法律。

日本という国を表現するとき、一番最初にくるものが、「憲法」なのです。

 

護憲派や、改憲派、様々な議論がありますが、一番よくないのは、メンドクサイ?ものと議論から逃げることなのではないでしょうか?

日本青年会議所では、憲法に対するスタンスの違いを超え、国民の中で、憲法論議を活発化させる意識醸成を目的として全国一斉憲法フォーラムを実施させていただきました。

 

これは、日本青年会議所がもつネットワークをいかし、47都道府県すべてで、同日、同時刻でフォーラムを実施する前代未聞の試みでした。茨城ブロックに所属する家訓ニストも、いち参加者として、茨城での会場となった県民文化センターに足を運びました。

 

当日は、政治評論家の福岡先生をお招きし、基調講演をいただき、加えて「水戸ご当地アイドル(仮)」のミニライブと、ドリフ形式のスクールコント?で、憲法という難しいテーマを楽しく?そして案外深く学ぶ設えとなりました。

 

憲法は、国民のものです。

しかし、身近に感じる機会はほとんどなく、議論することさえアンタチャッブルな時代が長く続いてきました。護憲、改憲。あるいは、議論にわかれる9条、平和憲法の扱いなど、意見が分かれるからこそ、国民が決めればいいことです。

 

日本青年会議所では、10年単位で憲法の問題とむきあい、憲法草案の作成や、憲法を学ぶ冊子の作成など、陽のあたりにくい憲法論議について、運動をすすめてきました。

憲法は、国民の全員の課題でありながら、左翼さん、右翼さん交え、ものすごい批判や、つぶしあいが起こるやっかいな問題です。

 

今回の取組で、憲法にたいする理解がすすみ、きちんとした議論ができるステージが国民の間に共有されることを祈念します。

そして、陽のあたらない問題に切り込み、行動することで社会を変革させることが、青年会議所の運動です。

 

あんまり陽のあたらない?家訓づくりも、社会変革運動の一端を担うものと自覚し、今後も活動してまいります

 

 

憲法は、国の形を定めるもの。では、国の形とはなんでしょう?


孟子曰く
「ひと恒の言あり みな曰く、天下国家と。天下の本は国にあり。国の本は家にあり。家の本は身にあり」

47の開催地から、お声のかからなかった家訓ニストですが、国家の本が、家になるならば、家の憲法、「家訓」こそが、憲法論議の出発点であるべきだと考えます。

 

来年の憲法記念日5月3日は、全国、同日同時刻。全国一斉家訓づくりフォーラムでお会いしましょう^^