復旧から、復興へ・・・「経験」を「教訓」とする家訓づくりの可能性

被災後、ブータンの王様が来日した際、こんな言葉を子どもたちに伝えていました

 

王様:「この中で、竜をみた子はいるかな?」

子供:「・・・」

王様:「ぼくは、竜をみたことがあるんだよ!」

子供:「え~!?」

王様:「竜は、みんなの中にいて、【経験】を食べて成長します。だからみんなは、強くなれるんだよ」

 

言い尽くせない【経験】をした子供たちにこれ以上の励ましの言葉はあるのでしょうか?

ブータンの王様のやさしさ、そして、素晴らしい見識に「徳」を感じます

 

プラスとか、マイナスとか、日常の尺度でいえば、震災の経験は間違いなく、マイナスです。

しかし、代えがたい【経験】を力に変えることができたなら、子ども達は、胸に竜を抱くほど強い人間に成長できるのです!

東日本大震災。あるいは、阪神淡路大震災。68年前には、終戦後、日本は焼き野原になっていました。しかし、私たちは【経験】を力にかえ、より強く立ち上がってきた意気溢れる民族なのです。

 

【経験】を力にかえる。

そして、この【経験】を【教訓】にかえる取組が、今、求められています。

家訓づくりプログラムがその一端を担えるのは間違いありません。

 

被災地の復旧がすすみ、今は復興の時代と言われています。

しかし、【経験】を力にかえることができれば、誰もが憧れる被災前より、人間が輝く街が創造されるのではないでしょうか?

 

人生に無駄なものなし

いい経験はもちろん、苦しい体験こそ、語ることで教訓となり、それは家族を見守る龍(財産)となるのです。

 

家訓づくりプログラムの第二章は被災地での家訓づくりの実施です

それぐらいしないとノーベル平和賞はとれません<(`^´)>

 

人生に無駄なものなし

好評であればあるほど、自分の財布と時間が苦しくなる家訓の旅(*_*) しかしこの経験が日本を救う龍となることを確信しています。

3部作でお送りした震災特集号。今後も、家訓二ストの旅に、「いいね」と「応援」をっ!