突然ですが、水戸検定からの出題です。
問:水戸の由来として正しいものを選びなさい
①那珂川の水運の戸口という意味
②洪水が頻繁におこり、家の入口まで浸水していたという意味
③もともとは水都とかき、良質の水が豊富な城下町という意味
④もともとは、美都と書き、風光明媚(ふうこうめいび)な城下町という意味
そして、もう1つ。昨秋に実施された教育委員会主催の茨城こども郷土検定よりの出題です。
1 古代から海や川の出入口を「みと」といい,那珂川と千波湖の間に突出した台地の地形の特徴
2 昔は「水都」と書き,水が豊かな城下町という意味
3 古くから緑豊かな美しい都市という「美都」から変化した。
4 洪水が多発する地域で玄関まで浸水することが多かった。
・・・答えは、両方とも①です。
っていうか、完全にパクられている((+_+))
パクられてうれしいのですが、ですが一言、言ってくれって話です。
この問題は、5年前 水戸検定の実行委員長だった家訓ニストが作成した問題なのです。しかし、パクられたということは、魅力があった証。逆にパクられない事業など意味のないこととも言えそうです。
家訓づくりプログラムは、家族という「世間」を構成する一番小さな単位から、変革をおこすプログラムです。
家訓ニストが一から作り上げた内容ですが、そこには、たくさんの「パクり」があります。まず山口秀範先生の寺子屋事業からのパクり。また水戸JCからは、河合委員長のブレスト講習からのパクり。結局、本当のオリジナルなどなく、パクりと、コディネイトが、いまの家訓につながっています。
水戸青年会議所では、郷土愛の醸成のため、2008年以来、「水戸検定」、「ちびっ子水戸検定」をそれぞれ実施してきました。
http://www.mitokentei.com/whatmitokentei.html (専用HP)
ご当地検定については、ブーム?みたいなものもあり、各地での開催でも受験者数がのびず、関係者の間で可否が議論されています。しかし、水戸青年会議所の検定は、想定できないほどの波及効果を生んでいます
結局、JCで素晴らしい事業をおこなっても、参加者だけにしか「思い」を手渡せない・・・そんなジレンマを感じたことはないでしょうか? 我々が、時間やお金を費やし発信する事業。それが単体で終わるのなら、所詮それはマスターベーションです。しかし、参加者が、2~3人。あるいは、水戸検定のように4~50人でも、パクられれば、その波及効果は無限大の可能性を秘めているのです!
過去6回の検定で、のべ受講者数は、500名。26万人の市民の中で、たった500人です。
しかし、500名にとどまらない水戸検定の波及効果について検証します。
・波及効果① 水戸市報での水戸検定の出題コーナー(3年間、毎月掲載)
・波及効果② 成績優秀者のブランディング エッセーを書いたり、ラジオ番組に出演されたりしてます
・波及効果③ 検定成績優秀者による「夜梅祭」での説明ツアー^^
そして、特筆すべきは、水戸検定の子ども版、「ちびっ子水戸検定」での波及(パクり)です。
過去2回、行った水戸JCでの子ども向けの検定でしたが、受講者数は、80名弱。しかし、2013年10月 茨城県の教育委員会が、郷土検定を主催。結果、県内の中学2年生むけに2万人の郷土検定が実現しました。
波が及ぶっと書いて「波及」。池に投げ込まれた小石が起こす波は、波紋でも、波が及べば、社会を動かす大波となるのです。パクりっというと響きが悪いですが、波及と書くといかがでしょうか?
http://www.edu.pref.ibaraki.jp/board/topics/news/photo/h25/11/1126.html (郷土検定詳細はこちら)
その他にも、波及効果は、まだまだあります。
たとえば、問題作成時に、どんな問題が適当なのか?そのために、地域を調べ上げる過程こそが、自己の研鑽や、郷土を愛する多くの賢者を集めるソースにもなりうります。
そしてそしてそして、最大の波及効果こそが、「家訓づくりプログラム」です。
2008年 ちびっ子水戸検定の裏版として、お子さんの受講中、時間がある親御さまむけに提供されたのが、「家訓づくり」の原型です。簡単にいうと、パクりました(><)
ひとはひとでしか学べない
多くの先人の偉業をパクり、あなたなりのオリジナルをつくってください。そして、その事業がパクられた時、あなたの運動は、ホンモノとなることでしょう・・・ いでよ時代の変革者たちよ! そして、家訓プログラムをパクってください((+_+))
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